ブレーキシューの交換方法

みなさん、こんにちは。
本日は、自宅でできる前ブレーキシューの交換方法をお教えします。
普段なかなか意識しないブレーキシューの磨り減りですが、そのままにしておくと、雨の日に滑ったり急にブレーキをかけた時に停まれないなど大変危険です。
ブレーキシューは消耗品ですので、最近ブレーキの効きが悪くなったと感じている方や、しばらく乗っているけどまだ一度も交換したことがない方は、一度ご自分の自転車のブレーキシューをご確認ください。

それでは、ブレーキシューの交換をしていきたいと思います。
ブレーキシューを固定しているナットをスパナなどを使用して外していきます。こちらのナットのサイズは一般的には10mmとなっていますので、今回は10mmのスパナを使用して反時計回りに回して外します。この時、ブレーキシューが供回りしてしまいますので、もう片方の手でブレーキシューを抑えながら回してください。ブレーキシューを触ると手が黒く汚れますので、気になる方は軍手などをご用意ください。

ブレーキシューのナットが外れたら、キャリパーからブレーキシューを外します。この時、キャリパーとリムの間に余裕がなく外しにくい場合は、一旦ブレーキワイヤーを固定しているナットを緩めてください。ブレーキが開いて作業がしやすくなります。こちらも10mmが一般的なサイズです。

こちらが、取り外したブレーキシューです。新品と比べると、かなり擦り減っているのがわかりま
す。

では、次に新しいブレーキシューを取り付けていきます。
ブレーキシューには様々な種類がありますが、特にアルミリム用とステンレスリム用は間違えないようにしてください。
一般車などのママチャリタイプはWO用のブレーキシューを使用します。
ご自分の自転車のリムの種類がわからない場合は、自転車をご購入した販売店にお問い合わせください。

新品のブレーキシューのナットとワッシャーを外します。

ブレーキシューには前後左右など取付方向がありますので、間違えないよう確認してください。

古いブレーキシューを外した位置と同じ場所に取付けしていきます。
キャリパーの裏にブレーキシューを設置し、ワッシャー、ナットの順で指で軽く締めて仮止めします。

次にキャリパーブレーキごとブレーキシューを押して、当たりの位置調整をします。

ブレーキシュー全体がキレイにリムにあたるように位置を決め、シューが動かないよう片手で抑えながら、指でさらに強くナットを締め込みます。

最後に工具を使って、ブレーキシューが動かないよう指で固定しながら、時計回りに締め付けて固定します。

指で固定が難しい場合はモンキーレンチなどで固定しながら行うと、簡単に締め付けができます。

左右共にブレーキシューの交換が終わったら、リムとシューの隙間の調整をします。シューを外す時にワイヤーを固定していたナットを緩めていた場合は、隙間が大きく空いていると思います。

片手でブレーキの間隔を固定しながら、もう片方の手でワイヤー下に引っ張り、丁度良い位置でナット仮止めします。この時、リムとブレーキシューの間隔は1mm〜2mmくらいが目安です。

間隔の調整が終わったら、工具でナットを締め付けます。

締め付けが終わったら、ブレーキレバーを数回握り、握りの間隔、シューの当たり具合、ブレーキの効き具合を確認してください。

ブレーキの間隔を微調整したい場合はブレーキワイヤーのロックナットを緩め、アジャスタを回すことで調整ができます。
調整が終わったら忘れずにロックナットを固定てください。

最後にブレーキが片効きになっていないかチェックします。(前輪を持ち上げて回す) レバーを握らなくても、片方のブレーキシューが車輪を回した時に当たってしまう場合は、キャリパーブレーキを固定しているナットを回して調整します。

こちらの前後のナットをスパナで同時に締めます。この時、前側のナットは奥側を回してください。同時に回しながら左右の間隔を均等な位置に調整します。調整したら、ブレーキレバーを数回握り、また元の片効き状態に戻らないか確認してください。元に戻ってしまう場合は何度かこの作業を繰り返します。

以上で一般車の前ブレーキシュー交換は終了です。
ブレーキは命に関わる重要なパーツです。ぜひ、一度、ご自分の自転車のブレーキシューをご確認ください。

ご自分での交換が難しい方は、お近くのサイクルオリンピックまでお持込ください。
自転車工房サイクルオリンピックでは、他社でご購入いただいた自転車の修理・点検を承っております。
皆様のご来店、お待ちしております。